こんにちは、広報の山口です。
新型肺炎と食品ロスについて
今回は新型肺炎と食品ロスについて一刻も早く皆さんに知っていただきたいことを届けします。
今回はニュースでも話題の給食🍚についてです。
現在、コロナウイルスが流行しており、大型イベントの中止など様々なところに影響が出ています。
そしてついに学校にも。
2日から一部を除く全国の小中高が臨時休校となりました。
学校休止要請を政府が発表してからセンターから給食のキャンセルの電話が相次ぎました。
学校給食の食材費1ヵ月約410億円と言われています。
その収入が無くなるのですから、学校に食材を提供している農家や調理さんなどの収入は一体どうなってしまうのでしょうか。
すでに納品してしまったり配送しているなど、給食商品のキャンセル可能な商品と不可能な商品を調査するという対応に追われています。
長野県にある給食納入業者は約6割~7割の生産量が落ちています。
生産量が少ないということは人手も余ってしまい通常8人ほどで行ってる作業も2,3人で住んでしまいます。
会社は従業員の給料の支払いにも頭を抱えなければなりません💦
給食用米飯の生産っトップ…業者は従業員や済ませ対応 仕出し弁当もほぼキャンセルに「終息して…」
ではキャンセルになった食料はどこへ行くのでしょうか。
給食がなくなったことで共働き世帯の家庭は子どもの食事が心配です。
廃棄するという方法はなるべく避けたいでものです。
学校給食商品は、
・行事食である
・量目が子ども設計
などの理由で外食や惣菜などに転売が効きにくい商品が多いのです。
現在はキャンセルが相次いで出荷できなかった。
商品は大量に保管するという状況で賃料(保管料)が発生するという危険性も考えなくてはなりません
「どうしよう💦」のままでは終わっていません。
給食には必須の牛乳ですが、牛乳は鮮度が大切で一刻も早い対策が求められています。
茨城県古河市のトモヱ乳業では、茨城や埼玉県内の小中学校などの提供は1日で16万5000本(1本=200ミリリットル)を提供していましたが、3月5日には8600本の出荷となりました。
牛乳の廃棄が発生しないよう、加工原料向けなどの調整が進が進んでいます。
現在、牛乳を使うレシピの問い合わせが増えているそうで業界の関係者は「乳製品も含めて家庭での消費喚起に業界一丸で取り組む必要がある」と意気込んでいます。
私たち消費者にできることは、経済を止めないように家庭で牛乳やヨーグルトの消費をすることが食品ロスや生産者さんの手助けとなります🌈
また給食とは少し離れますが、学校が休校になりお腹を空かせる子どもたちのためにコンビニ業界も立ち上がっています。
ローソンでは、3月9日~3月20日までホットミルクを割引で販売するなどの対策を行っています。
・牛乳の消費を加速させる
・消費者の栄養補給
の効果があります。
企業側の温かい気持ちが伝わります☕
また学童保育の昼食をサポートすることを目的として、3月10日、17日、24日の3日間、おにぎり🍙各日にちで1万個(合計3万個)を、希望する全国の学童保育施設に、無料で提供するとしています。
※メールで原則先着順で受け付け
また農林水産省は未利用食品の情報を集め、全国のフードバンクに対してこれらの情報を一斉に発信する取組をしています。
(新型コロナウイルス感染症対策に伴い食品関連事業者から発生する未利用食品についてのフードバンクへの情報提供について/農林水産省)
食料が大量に余っている一方、食料に困っている家庭もたくさんあります。
現在、急なことで混乱している方も多いとおもいますがぜひフードバンクやコンビニなどうまく活用してみんなで協力して乗り切りましょう😊