お久しぶりです、ライターの橋本です!
私は、4月から新生活が始まり一人暮らしを始めました!
そこで大きな変化となったのが自炊。
自炊をすると新たな視点で食品ロスを考えるようになり、
これは共有したい!と思うことをお届けします!
そこで今回キーワードとなるのが、『過剰除去』。
聞き慣れない言葉ですが、
ご飯を作る人にはとても密接に関係している課題かと思います。
「過剰除去とは何か?どんな解決方法があるか?」
などを紹介させていただきたいと思います。
1.『過剰除去』とは?
過剰除去とは、
「食べられるにも関わらず過剰に取り除いてしまう食品」
のことを示します。
例えば、厚く剥きすぎてしまった野菜の皮や肉類の皮などを指し、
無意識に発生させてしまうことが特徴として挙げられます。
農林水産省の発表によると、
家庭から発生している食品ロスの
約54%が過剰除去であると言われており、
家庭内での食品ロスを削減するための
とても重要なポイントであることが分かります!
(参考:特集 食べものの「ムダ」をなくそう(2))
2.発生しがちな過剰除去とは?
日本の家庭で頻繁に発生している
過剰除去の例として挙げられるのが
「野菜の皮」ではないかと思います。
特に、気づかないうちに除去していると考えられる野菜をまとめてみました!
にんじん
にんじんの皮、無意識に剥いている人多いのではないのでしょうか?
実は、にんじんの皮は
美味しく食べることができる&栄養たっぷりな優れものなのです。
①にんじんの皮が持つ効能
にんじんの皮には、
アンチエイジングや、ガン予防の元となる
βカロテンが豊富に含まれており、
皮付きのまま食べることで吸収率をアップさせることができます!
必要な分だけビタミンAに変換される性質を持つため、
皮膚や粘膜の新陳代謝が促進されることで
美肌効果や免疫力の向上も期待されます。
(参考:「ビタミンA」は過剰摂取に注意!?効果と正しい取り方とは)
②にんじんの皮活用方法
βカロテンは脂溶性ビタミンのため
油との相性がよく炒めて食べることで
より効率的な栄養吸収を狙うことができます!
・にんじんの皮できんぴら
(参考:人参のポン酢きんぴら)
・皮ごとにんじんしりしり
(参考:皮までつかっちゃう!にんじんしりしり!)
捨ててしまう皮を副菜の一品にすることで、
節約かつ食品ロス削減に貢献することができます。
また、普段の料理に皮ごと利用するのもおすすめです!
大根
①大根の葉と皮が持つ効能
大根の皮や葉も捨てられてしまう部分の代名詞なのではないかと思います。
大根の皮には食物繊維が、
また葉にはにんじんと同様βカロテンやミネラルが豊富に含まれています。
さらに葉に含まれるカリウムやカルシウムは
根に含まれるものの2倍、100倍以上となっており、
皮ごと葉ごと食べるのがおすすめです!
(参考:捨てずに食べたい!根との栄養の違い)
②葉と皮の活用レシピ
・大根と葉っぱの味噌汁
(参考:しみじみおいしい 大根と葉っぱの味噌汁)
・大根の皮の炊き込みご飯
(参考:cookpad 大根の皮の炊き込みご飯)
番外編 れんこん
れんこんは食卓に並ぶ頻出食材ではないかもしれませんが、
皮をとってしまう野菜として上位にあると思います!
①れんこんの皮が持つ効能
れんこんの皮には、ポリフェノールやビタミンCが多く含まれています。
また、皮をむかずに調理をすることで
れんこんそのものが持つ栄養素を
逃すことなく吸収することができます!
②れんこんの皮ごと活用レシピ
れんこんの皮には少しざらつきがあるため、
すり下ろす・薄くスライスして食べることがおすすめです!
・れんこんもち
(参考:もっちもちれんこんもち)
・れんこんステーキ
(参考:皮ごと食べよう!蓮根ステーキ)
まとめ
今回は、家庭で発生する食品ロスの代表
「過剰除去」について紹介してみました!
少し意識してみるだけで
簡単に美味しく食品ロス削減に貢献できる取り組みかなと思います。
興味を持って下さった方、ぜひ活用していただけたら嬉しいです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
----------------------------
ロスゼロは、食品加工メーカーで様々な原因によって発生する
食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ
食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。
日本に溢れる「もったいない」を
ネット通販を通じ、より気軽に、よりポジティブに削減し、
次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。
また、ロスゼロはSDGs12番「つくる責任・つかう責任」を
メインとして取り組んでいます。
----------------------------