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私と食品ロス

公開日: 更新日:2023.09.28
私と食品ロス

こんにちは、高校生ライターの田中です。

 

今日は、私が食品ロスを意識するようになったきっかけを

お話したいと思います。

 

 

小学校の頃だったでしょうか、私は日本が

「食べ物を捨てている国ランキング」

上位に入ってると知ったのです。

農林水産省資料より)

 

「ご飯は残さず食べましょう!」

当たり前のように小さな時から伝えられていることが、

国として習慣になっていない事実に

凄く驚いたことを覚えています。

 

その事実が、私の記憶からは消えず、

いつからか食べ物が捨てられることはもちろん、

他にも様々な事に対して

 

「もったいない」

 

という意識が芽生えたのです。

海にパンをかざす

 

 

日本は、輸入に頼っている国なのに

他国から頂いている物を大量に捨てている事になる。

 

人口が多い国より、

食べ物を捨てる量が多いとはどういうことなのでしょう。

農林水産省「知ってる?日本の食料事情」より)

 

さらに、年を重ねるにつれて

「もったいない」が溢れる現実を

改善したいと思いました。

 

砂丘で考える人

<高校生になって思いが強まった理由>

 

その①:インターネットで細かい数値を知ったから。

⇒世界の人口が約70億人のうち、

約8.5億人もの人が苦しんでいる事を知り、

単純に考えて食べ物が十分にない状況を

そのままにするのは可笑しいと思ったのです。

農林水産省より)

 

その②:アルバイトで食品ロスを実体験したから。

売れ残ったお惣菜が毎日捨てられる inスーパー

手の付けてない料理も捨てられる宴会 in居酒屋

大量のパンの廃棄 inパン屋

お客さんの食べ残し in飲食店

 

実際に、どんどん捨てられていく光景を見ながら、

私は捨てる作業もしていたのです。

 

食べられるのに捨てること、

食料不足で命を落とす人が

いることに対して、謎が深まった。

単純に考えて、この現実をどうにかしたいと思いました。

 

海辺でギターを弾く人

〈これから〉

私は、実際に起こっている食品ロスになってしまった分を、

食料不足で苦しむ人々にあてたい。

日本でも世界でも、

困ってる人がいる事を忘れてはいけない。

きっと、意識をするかしないかで大きく変わるのだと思います。

 

しかし、日本の食品ロスが減ったところで

外国に食べ物が寄付できているのかと言ったら、

何とも言えません。

 

それは、私が人任せにしている証拠です。

だからこそ、私は食品ロスを減らした分、

 

ちゃんと国内外に支援できるような事業、

少しでも世界問題のチカラになれるような事業

をしたいと考えております。

 

SDGsの表

そこで私は、SDGsの存在を知り、

食品ロスと強い繋がりがある

「12番 つくる責任つかう責任」だけでなく

「2番 飢餓をゼロに」も含め、

17個すべての目標をちゃんと実現させたいと思いました。

 

まだ明確ではありませんが、

 

SDGsを広める

  

意識して頂く

  ↓

行動する人が増える

  ↓

ちょっとずつ世界がよくなる

 

をベースに私自身が発信し続けようと思っております。

PlantPittyとして音楽活動も世界問題につなげたい!!

自撮りをしている若い人

とても自分事の記事になってしまいましたが、

この記事を見て特に何も考えずに食事をしていたけど、

何か少しでも感じて下さった方がいらしたら嬉しいです。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

 

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この記事を書いた人

中角

関西学院大学総合政策学部卒業。
カンボジアの現地企業にて、ゼロウェイスト関連の仕事に従事したのち、ロスゼロの広報担当として社内のことやSDGsについて発信しています。
趣味は犬と戯れること。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。