12月5日(月)の神戸新聞の夕刊のコーナー『随想』に、弊社代表 文美月の記事が掲載されました。
記事の題名は
『世界の食品ロス事情』
食品ロスには「生産・保管・加工・輸送・消費・廃棄」の流れがありますが、国によって、食品ロスが発生する段階が変わります。
日本や欧米のような先進国では、賞味期限が近くなったなど、商流上の3分の1ルール(※)によるロスが多くなりますが、流通網が発達しておらず、気温が高い東南アジアなどの途上国では、商品を輸送するまでの間に腐ってしまうことが多いそうです。
※ 食品の納入期限を賞味期限の3分の1以内とする流通・小売り業界特有の商習慣
また、第一次産業が発達しており、加工や保存の技術に乏しい途上国では、長期的な食品の流通が難しく、地元経済内で消費されることが多いそうです。
経済環境の他に、古くから伝わる文化の影響で発生する食品ロスもあります。
例えば中国では、客人に料理を振る舞う際に、食べきれない量を提供することが“おもてなし”とされるそうです。
つまり、客人が食べ残しを作るまで、料理を振る舞い続けるそうです。
それぞれの国によって違う「食品ロス事情」
客観的に見ることで、日本人が他国から得ること、また、教授できそうなことがありそうですね!
最後の連載となる次回の記事の掲載は、12月20日(火)を予定しております。
神戸にお住まいの方は、是非お楽しみください!