こんにちは、広報の山口です。
今回は、SDGsシリーズ6番目の目標
”安全な水とトイレを世界中に”です✍
水は私たちが生活するうえで欠かせません、
過去のブログでも食品ロスと水の関係について話しています。
ではでは
さっそく見ていきましょう!👀
地球上で利用することができる淡水の割合は
地球全体の水の量のたったの0.01%なのです💦
みなさんが思っていたよりも
だいぶん少ないのではないでしょうか🤔
私たちはこのわずかな量を使って生活しているのです。
では一人当たりどのくらいの水を使っているのでしょうか?
こんなデータがあります👉👉
<一人当たりの水資源量の推移・予測(2000年-2050年)>
2050年には世界全体の水資源の総量は25%減少する予想です。
また場所で比べてみても、利用可能な水資源は、地域によってかなりの差があります。
25%減少するとなると、現在、水に困っている人々はどうなってしまうのでしょうか😿
そして日本も他人事ではありません。
東京を含むいくつかの先進都市がこの先水不足に陥る可能性があるといわれています。
CECDの報告書では、2050年には水資源量の減少そして水の需要が増加(人口増加などが原因)が重なって世界の人口の40%、およそ40億人が深刻な水ストレスの地域で生活するといいます。
現状では、水不足で苦しむ人は21億人(世界人口の約10人に3人)が安全な水を自宅で入手できていません。
(世界で21億人が安全な飲み水を入手できず – 日本ユニセフ協会より引用)
そんな状況のなかユニセフでは、水不足の解消法として井戸水を掘っています。
井戸を作るとこんないいことが👉
しかし!
みなさんはトレードオフという言葉を知っていますか?
「井戸を掘れば水が沢山使えるようになる!」
といいことばかりではありません。
こんなトレードオフが、、、
それは、地盤沈下💦
地盤沈下の過程はこんな感じ👉
①砂礫層の隙間にある地下水を過剰に水を引き上げる
②粘土層にある地下水が砂礫層へと絞り出される ③粘土層が収縮 ④地盤が沈む |
(地盤沈下とは? /中部地方整備局 国土交通省)
少し難しい話になってしまいました、実際の事例を見てみましょう👀
中国・北京です。
2016年、中国は世界の都市で5番目に「水ストレスが多い💦」国で
工業用水から家庭用の飲料水まで水の3分の2を地下水に依存していました。
その結果、、、
11㎝地盤沈下が発生!
建物、公共交通にも大きな影響を及ぼしました。
「あ~😢水が足りない、井戸を掘ると解決!」と思っても、まさかの事態が発生することがあります。
水不足を解決する方法は井戸を掘る以外にも下水再利用など様々言われていますがどの対策を取るにしてもトレードオフが生じないようにしなければなりません。
そして私たちが毎日意識してできることは今ある水を大切にする🌱こと。
歯を磨くとき、お風呂場でシャワーを使うとき「めんどくさい」と出しっぱなしにしていませんか?
小さなことですが、みんなが意識すると水を未来へつなげる大きな一歩だと思います🌈
SDGs6つ目の目標は”安全な水とトイレを世界中に”ですが、今回ご紹介したように、私たちが使える水は限られていることをお伝えしました。
水を使える毎日が当たり前なのではなく、現状を知り、一人一人が自分のこととして解決していかなければならない問題であることが分かりました💡
あなたができる、SDGsアクション、考えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
次回もSDGsシリーズをお送りします!
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