こんにちは、広報の山口です。
SDGsの5番目の目標
ジェンダー平等を実現しようpart2です!
part1では、
現在共働きが増えてきて家事や育児は分担できているのか!?
という疑問が発生しました。
part2ではこの疑問を追求し、解決方法を見ていきましょう!👀
<6歳未満の子供を持つ妻・夫の家事関連(うち育児)時間、仕事等時間(週全体平均)>
(男女共同参画局 子供を持つ夫の家事・育児関連時間)
上の図を見ても母親に家事育児の偏りが見えます。
共働きによって経済的な安定を夫婦で目指しているものの家事・育児は分担は出来ていないないことがわかります。
実際、世界的にみても日本の家事・育児への父親の参加率は低いというデータがあります。
世間にはイクメン👨という言葉がありますがこの言葉があるうちは父親の育児参加は諸外国に比べると不十分なのかもしれません。
これは大変⚠
これでは、お母さんの負担が多くなるばかりです!
このままでは日本の母親が疲弊し、ますます子供を出産したくなくなることで
新たな世代が生まれてこなくなるのでは!?
実際、未婚者の数が年々増加や子育てに対する負担感の増大が少子化の背景にあります。
では、共働きでも子どもを育てやすい方法を考えてみましょう。
そう!育休です!
次は育児休暇に焦点を当てみましょう👉
(平成 29 年度 仕事と育児の両立に関する実態把握のための 調査研究事業 報告書 )
上の図は「育児休暇を取らない理由」の調査結果です。
家庭内よりも仕事上の理由が多いようです。
ここでわかることは育児休業を促進するためには職場環境を変えていく必要があるということ💡
育児休業を積極的に取得することで家庭において育児をしやすい環境が整います😊
しかし、育児休暇を取る人が増えるということは職場を一時的に離れる人材が増すこと。
育児をしやすい環境を整えながら、本来職場で行うべき仕事を進められるというwin-win✨な環境を整えたいものです。
しかし日本の企業は社員数が多く、労働時間が長い特徴があります。
(世界の名目GDP 国別ランキング・推移(IMF))
日本はGDP(国内で一定期間の間に生産されたモノやサービスの合計金額)
は世界3位🥉であるのに対して、労働生産性は21位。
→労働生産性が悪いということになります。
国内企業の労働生産性が低い原因として考えられることは
・長時間労働の正当化💻
残業を推奨する傾向にある
・業務範囲の不明瞭さ🤔
ジョブディスクリプション(職務ごとに求められる業務内容の記述)がない
・仕事の過集中👩💻
仕事ができる人や頑張る人に仕事が集中しやすい傾向にある
(ホワイトカラーの生産向上のためのアプローチとは/free consultant.jp)
などです。
共働き世帯は増える一方、職場環境を変化させないと育児休暇を取りたくても取れない人が増えてしまいます。
また、超高齢社会の日本において「このままではいかん!」
と政府も対策をしています。
女性の活躍を成長戦略の中核に据えてこんな法案が!
それは、、、
女性活躍推進法改正(2019年5月制定)
この法案はその名のとおり、職場における女性の活躍を後押しするための法律です。
国も女性の活躍を後押ししています。
具体的には例えば、会社で女性が能力を発揮しやすい職場環境であるかという観点から、5つの評価項目が定められています。
- 採用
- 継続就業
- 労働時間等の働き方
- 管理職比率
- 多様なキャリアコース
それをみたす企業は認定をもらうことができるのです。
そのマークがこちら👉
5つ(全て)の基準を満たす :3段階目
3~4つの基準を満たす :2段階目
1~2つの基準を満たす :1段階目
みなさんもこのマーク探してみてください!
就活が始まる大学生なども行きたい企業を探す手掛かりになるかも!
SDGs5つ目の目標は”ジェンダー平等を実現しよう”ですが、ジェンダー平等とは男女平等のことだけではないことも私たちはしっかりと認識し考えていかなければなりません🌈
そして今回ご紹介したように、日本はまだまだ男女格差に関して解決していかなければならない問題がたくさんあることが分かりました💡
あなたができる、SDGsアクション、考えてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます😊
次回もSDGsシリーズをお送りします!
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