こんにちは、山口です。
このブログは3月11日に書いています。
流行している、新型コロナウィルス。
前回は~給食編~をお届けしましたが今回は飲食業界への影響です。
影響は様々なところへ広がっており、スターバックスは中国の店舗2,0000店以上を閉店としマクドナルドやケンタッキーフライドチキンも中国に出店している店舗の一部を一時的に閉店すると発表しました。
中国からの完全撤退を実行したお店もあります。
居酒屋のチェーン店”ワタミ”は、中国に出店していた全7店を閉店し、中国から撤退することを発表しました。(時期は現在調整中)
(新型コロナウイルスの影響拡大。国・地方自治体で飲食店を支援する動きも)
テレビや新聞では「売上が減った」「集客が伸びない」といった言葉が聞こえています。
日本全国の飲食店で2月6日~2月13日の一週間で調査したこんなデータがあります。✍
コロナウィルスの影響は今後も含めると、
「大きな影響が出ている」(31.0%)
「多少の影響が出ている」(20.0%)
→すでに2月上旬で半分以上の飲食店が影響が出ている
「今後多少影響が出そうだ」(20.0%)という意見を含めると7割強の飲食店が影響が出ることが分かりました。
また客層で見てみると
「外国人の客数が減少した」(50.3%)
「日本人の客数が減少した」(40.6%)
と答えています。
(飲食店を対象に新型コロナウイルスについての実態調査/クックビズ)
一年を通して日本を訪れる外国の観光客の1位は中国人。
しかし、大いに観光客が望める旧正月(今年は1月24日から1月30日まで)の時期と,コロナウィルスの発生が重なりすでに中国からの観光客も減少し始めていました。
(旅行客について調べる/日本政府観光局)
このデータは国からの休校要請🏫や韓国、中国の渡航禁止🛩を行う前のなので飲食店のお客さんは今ではさらに減少していると予測できます。
実際のところ3月3日時点では外国からの観光客の割合は10%程にまで少なくなっています。😲
(新型肺炎で飲食店のキャンセル急増!知られざる「窮状と対策」事情)
新型コロナウィルスの影響でインバウンド市場は全国で6,244億円減少すると予想されます。(2月22日時点)
関西(2府4県)では1,905億円の減少
・大阪936億円
・京都590億円
この2つの県で関西全体の8割を占めます。
関東(1都6県)では2,181億円の影響が出ると考えられます。
私は関西に住んでいるので、大阪や京都にはよく遊びに行きますが、心斎橋(大阪)や京都の観光地など、「日本人より海外の人が多いのでは⁉」という印象を受けていましたが、最近は町を歩いていても海外の方だけでなく日本人も以前より少なくなったように思います。
新型コロナウイルスの影響で関西全体の
観光業界における経済減少額1,905億円のうち、
物販40%、
宿泊27%、
飲食においては21%の割合を占めるといわれています。
飲食店も対策として店員のマスク着用や、消毒液の設置等ありますが”おもてなし”の1つとして着物での接客をしているお店では、マスクをすることでお客様にがっかりさせる印象をあたえたり、お客様への敬意が欠けないかとマスク着用に踏み込めていないお店もあるようです。
飲食店は料理だけでなく、接客をはじめとして、いつもとは違った雰囲気🍃や贅沢感✨を楽しめる場所でもあるため衛生面を保ちながらもお店の雰囲気をどのように守るか頭を悩ませているのです🤔
しかし悪いニュースだけではありません、いいニュースもあります😊
人々の消費行動を見てみましょう!👀
外に出ず、家の中で消費する「巣ごもり消費」の傾向が強まっています。
<某大手百貨店>
実店舗での売り上げ減少分が、
高島屋ネット通販へシフトしたことにより、通販部門は
・バレンタインデーの商品が前年の8割超増加の注文
・ホワイトデー商品は2割増加注文
<宅配ピザ>
・新型肺炎の影響だけで前年の5%増加注文
季節商品以外にもトイレットペーパーなどの日用品の通販や、
飲食店の出前なども増加傾向にあります。
りそな総研の関係者は
「学校の休校や企業のテレワーク(在宅勤務)によって自宅で飲食をする人が多くなることでさらに拍車をかけるだろう」と話しています。
(新型肺炎 広がる“巣ごもり消費” 通販・出前で感リスク回避)
飲食店でも宅配やお持ちかえりを始めるお店も増えています。
消費者である私たちもお店側の大変さを知るることは大切ですね。
この状況だからこそみんなで優しい気持ち💕で乗り切りたいです😊
最後まで読んでいただきありがとうございました!