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オリンピックでの食品ロス対策は?

公開日: 更新日:2023.05.17
オリンピックでの食品ロス対策は?

こんにちは、広報担当の山口です。

迫ってきていますね!

東京オリンピック,パラリンピック!

日本全体で盛り上がってきているのが感じられます🗾

スポーツ大好きな私はワクワクが止まりません♪

オリンピックでの食品ロス

気になりませんか~!

今回は今まで、そしてこれからの

オリンピックでの食品ロス対策を見ていきます!

まず、2012年に行われたロンドン大会では

大会は約17日間開催されましたが、

この期間で2433トンの食品廃棄が発生しました。

その中で34%、

約827トンの食品ロスが出てしまったのです。

(スポーツを通じた持続可能な社会づくりへの挑戦 /

NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット 理事長 崎田 裕子)

この結果をふまえ、2016年に開催された

リオデジャネイロ オリンピック・パラリンピック

では様々な対策が行われました。

大会の主役である選手にとって食事は大切。

しかしその選手が宿泊する

選手村でも多くの食品ロスがでています。

ゴミ箱に入った食材

ここで

選手村での対策プロジェクトを見ていきましょう。

その名も、、、「Reffetto-Rio」

このプロジェクトは

イタリアのシェフが率先して始めたことから

イタリア語で”食堂”を表す”refettorio(レフェトリオ)”と

開催地”Rio(リオ)”をかけて作られた言葉です。

このプロジェクトは選手村で廃棄された食品から

栄養のある食事を作ります。

そしてこの食事を

選手村の近隣に住む貧困の家庭や

ホームレスに提供するというもの。

選手村で余った食材を調理すると

1日100食の食事が作られました。

カレーとデザート

100食分の食材が捨てられるところだったのですね!

あぶない、あぶない、、、💦

世界の様々な国々から

45人のシェフがこのプロジェクトに

ボランティアで参加しました。

(リオ選手村のフードロスに45人のシェフが立ち上がる)

提供してもらった人々は

一流のシェフの食事をたべることができます。

とっても嬉しい政策ですね😊

「Reffetto-Rio」プロジェクトは

東京オリンピックでも採用される可能性は高いようです。

ハートを手渡すひと

そしてそして、、、

リオのバトンをつないで

東京オリンピック2020!

東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は

大会での5つの主要テーマと

その目標を設定しました。

そのテーマである”資源管理”の

目標の1つに「食品ロス削減」を設定しています。

日本全体をもってフードロス削減が

注目されてきていることが分かりますね!

肩を組む後ろ姿

大会期間中は約1500万食を提供する予定で、

選手村では200万食を提供する予定です。

選手村では、 カフェテリア形式で提供されることが主流となっており、

東京オリンピックでもこの形式がおそらく採用されます。

(カフェテリア方式:お客さんが好みに合わせて

食べ物を選択しその料理の金額分を清算すること)

この方式は大変効率がよく

選手も混雑せずに食事を食べることができます。

しかし、料理は取られるまでおかれておくと

徐々に見た目や味が変化し腐敗していき、

食中毒の可能性が出てきてしまいます。

そのため栄養管理の規則において

2時間以上経った食事は

提供できないとされています。

選手を支える食事は安全第一に考えないといけません。

ですが、食べることのできる料理を捨てるということは

食品ロスが発生する原因の一つです

そこで考えられているのが、、、

見える化」👀

ここでの「見える化」とは

ICタグを用いることが考えられています。

生鮮食品などの、賞味期限や在庫の量を

ICタグを使って管理することで

リアルタイムに食材の在庫を把握することができるのです。

これによって食材の仕入れを予測することができ

食品が大幅に余ってしまうという

確率を低くすることできるのです。

他にもフードバンクの活用など

様々な対策が考えられています。

1500万食を提供する東京五輪で食品ロスを削減できるのか

Yahoo ニュースより)

紙飛行機を飛ばしている

東京オリンピック、パラリンピックでは

フードロス削減に向けの工夫や

どれほど食品ロスが減るのか、

これからももっと対策が増えるかもしれません。

スポーツだけでなく、いつもと違う視点から

オリンピックをみてというのも

面白いかもしれませんね!

私もどんな食品ロス対策が行われるのか

これからも楽しみにいていこうと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございまた😊

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ロスゼロは、食品加工メーカーで様々な原因によって発生する

食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ

食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。

日本に溢れる「もったいない」を

ネット通販を通じ、より気軽に、よりポジティブに削減し、

次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。

また、ロスゼロはSDGs12番「つくる責任・つかう責任」を

メインとして取り組んでいます。

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この記事を書いた人

中角

関西学院大学総合政策学部卒業。
カンボジアの現地企業にて、ゼロウェイスト関連の仕事に従事したのち、ロスゼロの広報担当として社内のことやSDGsについて発信しています。
趣味は犬と戯れること。

監修者

文 美月

株式会社ロスゼロ 代表取締役
大学卒業後、金融機関・結婚・出産を経て2001年起業。ヘアアクセサリーECで約450万点を販売したのち、リユースにも注力。途上国10か国への寄贈、職業支援を行う。「もったいないものを活かす」リユース経験を活かし、2018年ロスゼロを開始。趣味は運動と長風呂。