こんにちは、広報担当の山口です。
今回は、学校給食のMOTTAINAI(もったいない)をお伝えします。
平成25年度の
小・中学校、生徒1人当たりの食品廃棄物は
年間で約 17.2kg発生しています。
(学校給食から発生する食品ロス等の状況に関する調査結果について/環境省)
その他、食べ残し、調理浅さ、すべて生ごみとして処理されます。
その中でも多くを占めている食べ残し
これが食品ロスにあたります。
それでは給食の食べ残し原因を見てみましょう。
・嫌いな食べ物がある
・量が多すぎて食べれない
・給食を食べる時間が短い
という3つが主な理由が挙げられます。
ご飯を食べる速さは人それぞれ違いますし、
女の子も男の子も
同じ量を同じ時間で食べきるということは
難しいかもしれません。
私も小学生の時、給食の時間が短くて
お昼休みまで残って食べ、
自分で食器を返しに行った思い出があります。🍚
特にこの三つの中でも
嫌いな食べものという理由は
61%以上を占めます。
(平成22年度児童生徒の食事状況等調査報告書【食生活実態調査編】
JAPAN SPORTより)
生徒一人が平均して
これだけの量を残してしっまているのですから、
学校全体で見ると大量のフードロスが出ていますね。
給食で食品ロスが大量に発生する一方で
学校に通うことはできても
満足ににご飯を食べることができず
困っている子供はたくさんいます。
SDGsの4番目の目標である
「質の高い教育をみんなに」があります。
集中力と栄養不足には深い関係がありますが
栄養が不足していると、イライラしたり注意力がかけ
勉強に集中はできません。
満足な食事を取れないため
学校に行っても空腹でお腹がいたくなる子供もいます。
これでは質のよい教育を受けることは困難です。
実際のところ、世界にはお腹がすいたまま
学校の授業を受ける子供の数はおよそ6600万人。
国連WFP協会親善大使 竹下景子さんより
この数字は海外だけでなく日本も含めての数です。
日本は食糧がありふれていると思われがちですが
貧困のため集中して勉強に取り組めない
という子供は決して少なくありません。
日々の栄養を学校の給食に頼っているため、
夏休みあけで学校に来ると
体重が減っていたという子供もいます。
学校で食品ロスが大量に発生する一方
満足にご飯を食べられていない子供たちもいる。
この状況を受けて、
実際に学校で取り入れられている
フードロス対策は、食育を取り入れる!
ということです。
(文部科学省サイト 学校における食育の推進・学校給食の充実)
ちなみに、1月24日から1月30日までは
全国学校給食週間です。
この食育期間は
学校に給食がある理由を
子供たちが考え学ぶ時間を持ちます。
(文部科学省サイト内 小学生用食育教材「たのしい食事つながる食育」資料集)
そして給食の時間になると、
給食で出た食材やおかずの見た目や栄養について
担任の先生や栄養士に学びます。
食育を受けることによって
「苦手だと思っていたおかずが、
話を聞いて食べてみると美味しかった」
という意見もあったようです。
食品について子供のうちから学ぶことで
食わず嫌いをなくし
作ってくれた人や食材に
感謝して食べれるようになりますね。
わたしも小学生の時、給食の時間に調理人さんが来て
今日のおかずについて話をしてくれたことがありました。
実際に作ってくれている人の顔や給食を作る工程を知ると
「嫌いなものでも残さず食べよう」という意識ができました!
また、給食係になった時、
ご飯やおかずが残ってしまった時は
給食室に入れ物を返す時、申し訳なさから
「ごちそうさまでした!」
と大きな声では言えませんでした。(◞‸◟)
でも、完食して入れ物が空になったときには
調理人さんに元気よく
「美味しかったです!」
調理人さんも笑顔で
「はーい!ありがとう!」
と言ってくれたのを覚えています。(^○^)
子供のうちからたくさん
食品に触れる機会があれば
食べ物を大切にする人が
もっともっと増えると思います。
私たちにとって欠かせない食事を
いやいや食べるのではなく、
美味しく🥄感謝して😊食べることができたら
食べる人も作る方も
幸せな気持ちになりますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました✍
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食品ロス予備軍を直接消費者や企業につなげ
食品ロス(フードロス)の削減を目指す通販サイトです。
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次の笑顔へつなげる取り組みを行っています。
また、ロスゼロはSDGs12番「つくる責任・つかう責任」を
メインとして取り組んでいます。
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